2023年のエリアトラウトシーズンも開幕し、各所の管理釣り場がオープンする中、大芦川F&Cの2023シーズンオープンにお邪魔してきました。
メインの目的は現在最終調整中のニューフックのテスト。フィールドスタッフの横田氏に協力していただきテストを行ってきました。
たくさんのアングラーが訪れるオープン日。入場開始は日が昇る前になる。
当日は前日の夜から沢山の車が門の前に並んでおり、長蛇の列ができている状態。
例年オープン日は釣れ釣れなのでみなさん大爆釣を楽しみに車中泊をしている様子です。
魚も大量に放流されているようで充実したテストになりそうです。
オープン直後は強いスプーンで連続ヒット！
釣り開始は7時。開始の放送とともに釣り場全体にドラグ音が鳴り響きます。
フレッシュな魚は超高活性で光り物のスプーンにガンガンアタック。どの釣り場もバイトが止まりません。
横田さんの最初のルアー選択は「ドーナ 2.4g」 +「SP-31F #5」。
少し時間が経つと魚の追尾、バイトスピードが非常に早くなり、初期の刺さりがイマイチで手前でのバラしも多い様子。
状況を的に急な食い上げも多かった為、「SW-31F #5」に変更していただきました。
このチョイスが正解でバラしもなく連続キャッチ！
楽しくオープン直後の高活性を楽しめました。
活性が落ち着いてきたタイミングでテスト製品にフックを交換してもらう。
少し活性が落ち着いてきたタイミングでフックをテスト製品に交換。新しいフックを試してもらいます。
今回のテストアイテムは低伸度ラインに合わせた硬度の高い平打ちフック。現状#8しかできていないので、状況的にはまだまだ2g弱のスプーンで押せそうでしたが、テストのために1.3gのドーナに変更して釣りをしてもらいました。
硬度が高い為、口周りの硬い部分にがっちりフッキングする。
テストの結果は上々！
個人的にも同じ環境で使用してみましたがエステルラインでの使用では硬さが活きる為、たわみの少ないラグのないフッキングを体感できました。
また、フックの軸径自体は細軸なものの、平打ちと硬さの相乗効果で10匹以上連続で掛けても変形がなく継続使用が可能でした。ただし10匹以上掛けると針先が先に鈍ってしまうので見た目に変化がなくても掛かりが悪くなっていくのでチェックは必須、といった感じです。
陽が高くなってから活性が落ち着いてからもテストを続行。
お昼になると活性も随分と落ち着き、動いている魚が減ってポジションを固定して動かない魚が増えてきました。
そんな中でもテストフックは非常に調子が良く、沈めてボトム付近の魚を狙う際にも表層直下を狙うような釣りでも高い性能を発揮してくれました。
1日を通じて好調だった、横田さんのドーナ1.3g
今回のテストは既存フックとの比較テストも含め非常に内容の濃いテストになりました。
それも大芦川F&C さんのオープン日という最高の環境でテストをさせていただいたおかげです！
テスト中のフックも発売に向けてかなり弾みをつけることができたと思います。
新製品の情報については今後もSNS、ブログ等で公開していきますのでよろしくお願いします。
