北海道、冬から春にかけての人気ターゲット 海サクラマス。
回遊待ちの必然性からメタルジグやジグミノーといった飛距離を稼げるルアーが選ばれやすく、アジ鉤ベースの【パーチフック】が多くのアングラーによって支持されてきました。
しかし、リリースから時を経ていくつかの改善点が見つかりました。
もともとフッキング性能には定評のあったこのフック。進歩した製造技術や、素材自体を再検討する事で大幅にブラッシュアップし、2022年に【チューンドパーチ】としてリニューアルする運びとなりました。
【チューンドパーチ】
最大の特徴は針先の鋭さ。ポイントを長く、バーブを小さく設定する事で、より鋭利な二等辺三角形を形成。針先の貫通力を高めています。
また、ゲイプ幅を若干拡げつつ、硬度の高い素材を採用する事で初期掛かりの良さと強度を両立。掛かりやすく、しっかりと刺さる海サクラマス用フックが完成しました。
フックサイズは#3Sから＃LLまでの6種類を展開。
PEラインのマテリアルと、長さのバランスに拘ったダブルとシングルのアシストフックもラインアップ。幅広いアングラーのニーズに応える製品構成となっています。
フックカラーはフッキング重視の「フッ素ブラック」とアピール力の高い「ソルティーゴールド」の2タイプをご用意しました。「フッ素ブラック」の実績は言うに及ばずですが、今回注目してほしいのは「ソルティーゴールド」。
ヴァンフックでも初の試みとなるこのカラー。集魚効果が高いとされる金バリですが、その錆びやすさからソルトゲームでは敬遠されてきました。
しかし今回、表面処理を大幅に見直すことで、高い防錆性を実現。
社内の塩水テストはもちろん、フィールドでも上々の結果を示しています。
ここ数年、好調が続く北海道の海サクラマス。
記憶に残る一匹と出会うため、信頼できるフックの準備は万端に。
