DATE: 2022/11/29

How to Select 大規模ポンドの放流攻略-フォレスト スプーンのセッティング- フィールドスタッフ 池谷哲哉

水温もトラウトの適水温に近づきつつある11月末、フィールドスタッフの池谷さんと放流日を狙って東山湖に行ってきました。
当日、朝方はあいにくの雨で釣果もあまり伸びず…。

じっくりと巻き上げでポツポツ。

徐々に天候が回復してきて放流が入るとそこからは連発!
2時間ちかく釣れ続く楽しい放流になりました。

放流狩りの際、池谷さんは東山湖の様な大型ポンドの放流を攻略する為の特徴的なルアーセレクトをしていました。
今回は大型ポンド攻略用のフォレストスプーンセレクトとフックセッティングについて池谷さんに聞いてみました。

より遠くまで飛ばし、より遠くから魚を呼ぶためのフロントレイク4g

放流後、桟橋付近まで遠投し広い範囲から魚を呼び寄せるためにセレクトしたのはネイティブ用スプーンのフロントレイク4g。
良い当たりが連発することが多く、大型魚が混じることも多々あるためSP-31F #5を選択。
一般的な規模の釣り場では中々選択されないサイズのルアーだが、東山湖の放流・竿抜け攻略には必携のルアーになっている。
強気すぎる選択に思われがちだが、東山湖の放流攻略は強気に攻めた方が好釣果に恵まれることが多い。

東山湖放流攻略の基本ウェイトになるミュー3.5g

東山湖放流の基本となるのがミューの3.5 g。フックはフロントレイクと同様にSP-31F #5を選択。
飛距離が稼げると同時にボトムまで素早く沈むため、放流魚がボトム付近を回遊することが多い東山湖では強い。
強い動きのルアーではあるがアクション的にはフロントレイクより少し弱気の選択。

東山湖の定番、巻き上げのメインになるファクター1.8g

放流が落ち着いた際や朝イチに行っていたのは東山湖の定番、スプーンの巻き上げ。
低水温期を中心に非常に効果があるが、東山湖のスプーニングではシーズンを通して多用する巻き方。
基本となるスプーンはファクター1.8g。ここから魚に合わせて軽くしたり、アクションを変えたりしていく。低活性〜高活性まで拾える様、ファクター1.8gに対してはSP-21F #6をセレクト。

放流が落ち着いたのち、巻き上げでヒット

お昼を過ぎると風が強くなり、スプーンをするにはかなり厳しい状況に。
午前中、雨に打たれた影響もあり極寒になったため、15時ぐらいに納竿となりました。

これから季節が進むと、どんどん良くなっていくエリアトラウト。
今回のルアーセレクトを参考に大型ポンドの放流を攻略してみてください。

タックルデータ

ロッドアルティマコンタクト 61ML
リールヴァンキッシュ C2000S
ラインナイロン 2.5lb

掲載製品

フィールドスタッフ

協力

東山湖フィッシングエリア
国内最大級のポンド規模を誇る管理釣り場。富士山を望めるロケーションに加え、圧倒的放流量で数釣りから大物狙いまで楽しむことができる。

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